FIRE。イヤイヤ働くのはやめ。自由になる

2018年12月21日

financial independence retire early 実現の決意

今は2018年、年の瀬である。2019年からいよいよ経済的自由の獲得とリタイアの実現、則ちFIRE実現に向けた最終フェーズに移行する。端的に言うと頃合いを見計らって退職する、ということだ。

必ず、断固としてFIREを実現するぞと。決意を新たにするのだが、このところ記憶力が衰えてきており、すぐに決意したときの気分を忘れてしまう。こんなことでは重大決断である退職の決断はできないに違いない。

虐げられ、つらい目にあってもすぐに忘れて休日にリフレッシュでき、また業務に邁進できます!!!

なんてのは目指すところではないのである。抑圧と開放の奴隷サイクルから抜け出すことが目標なんである。

長年染みついた奴隷気質を修正するには、日々の雑感、不平不満、願望その他を記録しておく必要がある。そのために当ブログを開設する。テーマは労働や資産やリタイヤにまつわるテクニカル面から、ブログ主の内面に生じた葛藤、矛盾、喜怒哀楽その他の感情を記録することだ。要は主の書きたいことを書く、ということになる。

古くて新しい概念

資産を築いて30代、40代で仕事をやめてプラプラする。という考え方は、昔から存在した。とはいえ、そういう生き方を実践している人はそうそう見当たらないし、どちらかと言えば推奨されてない生き方である。

人間は社会的な生き物であるからして、周囲にロールモデルが無ければ、そういった生き方を目指そうとも思わないものである。

ブログ主も御多分にもれず会社で日々消耗し、目標なく適当な資産運用をしていた。

20代においては「金持ち父さん貧乏父さん」が流行したあたりから、所謂ラットレースからの離脱を妄想することはあったように思う。ただ妄想どまりであり、リタイアを目指した長期的な視点はなかった。

スワップ狙いで漫然と大量のポンスイを仕込んだ結果ロスカットを食らったり、売れているからという理由でグロソブを買っては損切りしたり、中国株やインド株の投資信託を買い手数料を銀行に奉納したり、挙句ストレス解消と称して車やバイクをローン組んで無駄に買い替えたりと、資本主義における被搾取層の王道、養分の王道を歩んでいた。

FI, 経済的自由を渇望する

サラリーマン生活を、15年ほど過ごした頃だったと思う。精神の疲弊が顕著になってきた。精神の不調とは、絶望である。絶望とは死に至る病ということなので、放っておくと多分死んでしまうような状態だったのではないだろうか。

そんなときに、あのBライフに出会った。これが転換点になったように思う。小屋系ブログや、配当生活系ブログを読み漁る日々が続いた。さらに昨今のアメリカでのFIREムーブメントの隆盛もあって、目指すべき人生後半のライフスタイルが定まった。

毎日会社で叱責される、他人に顎で使われる、定年後は再雇用で邪魔者扱いされる、そんな20年間に耐えたところで死んでしまう。それは断じて目指すところではないと。誰にも命令せず、命令されることもない自由を手にすること。そのためにはまずは、なんとしても経済的自由を達成しないといけない!

それは別に目新しいことは何もなくて、とにかく金融資産を持つこと、4%引き出しルールで年間240万円収入を達成すること、というゴールであった。

ちなみに、FIREのREの部分、早期リタイアは、まだゴールが定まっていない。ので、労働するかしないかは目標としては定めない。生活のため、或いは肩書や世間体を守るため、周囲の期待に応えるため、といった制約から解放されれば、働いても良いかもしれない。この労働選択の自由を獲得することこそが、自分にとっての、FIREの本質である。