町内会対策が必要になった
町内会の役員をやってくれないか?という依頼がきた。
会長さんが各戸依頼して回っているようだったのだが。。
町内会はFIREの阻害要因になりうる
会長さんは別段悪い人ということではないし、皆に断られて疲れきっている様子が見てとれたので不憫になり、ついうっかり「良いですよ」と言ってしまったが、現時点で後悔しかない(笑)
こんな弱腰なことでは、FIREを実現した後、なし崩し的に、町内会活動を押し付けられ、既成事実化される危険性があるぞと。
せっかく苦労して会社から解放されたとしても、町内会に引き込まれ、やっかいごと処理を押し付けられ、行動の自由が損なわれ、人間関係で心労を溜め込むようなことになったのでは、FIREの意義そのものを問い直さねばならなくなるぞと。
このような惨劇を招かないようにするためにも、反省の意味を込めて、町内会活動の断捨離を断行する決意を記載しておくことにした。
町内会には納得性がない
町内会は必要という見解があるようだが町内会に割り当てられた機能に必要なもの「も」ある、という程度の話である。
不要な機能は廃止し、必用な機能は時代に合わせて実現方法を変革してゆくべきだ。
ゴミ収集
まず住民が廃棄物の処理に責任を負う仕組みがまちがっている。正しくゴミ捨てしたとしても、人によって廃棄物の量も、質もバラバラであり不公平が生じるからだ。
さらに質、量の違いだけならまだしも、時としてルールを守らない人間が現れるので、善良な市民であるゴミ当番が、ルールに沿うように仕分け直す手間がかかる。
受益者負担の観点からは廃棄ルールを守らない者こそが、ゴミ処理について最大の負担をすべきであるところが、現実には善良な市民がルール違反者へのサービス提供を強いられる、という矛盾が生じている。
資源ゴミを分別するという無駄なプロセスのせいで、悪人に付け入る隙を与えているわけだ。
だいたい資源ゴミの分別をするにしても、人手でする意味がわからない。機械化、自動化すれば収集からリサイクルまで全体最適化されるに違いない。
それから、過疎地は別として、そこそこの中核都市においては、生ゴミなど、レギュラー収集物のためのゴミステーションも不要である。ゴミ袋を有料化し、個別収集にすれば良い話である。
個別収集により、ゴミ出しルールを無視する御仁が特定されるため、ルールを守らせる効果も期待できる。
個別収集に取り組まない自治体は、今後若い世代に敬遠され人口減少、過疎化の道をたどるんじゃないですかね。
運動会、老人会その他のイベント
全て不要である。やりたい人が町内会とは別の枠組みでサークル的に実施すれば良い。当番役員の労働を当てにする運用が不適当である。
もし、やりたい人が集まらずにイベントがなくなったり、神社仏閣その他の施設や伝統や文化といったものが維持できなくなったとしても、それまでのことである。やりたい人々の力だけで回らなくなったのなら、それは消えゆく運命のものだということだ。
防災
非常事態において、現状の町内会のような皆に忌避される組織は期待したようには機能しない。そもそも嫌々引き受けさせられた役割が緊急時に機能する、と考える方が間違っている。行政の危機管理の怠慢であると言えよう。
防災設備については行政が税金でしっかり整備し、運用は住民全員が把握していることが基本となる。
この基本を疎かにして、町内会組織したからあとは場当たりでなんとかなるだろう、ということではいけない。
だからといって、平時の負担が増すような施策はダメで、バランスが大切である。
防災マニュアルの作成、展開と、1年に1回、参加自由の防災訓練を行うだけで十分である。
現実解は脱退が最善
ということで、愚痴を書き連ねたが、FIRE後は家にいる時間が増えるので、町内会問題は完全に解決しておかねばならない。
残念ながら町内会自体が改善することはないだろうと思うので、解散に至ったなどのアクシデントがなければ、完全な解決とは、脱会するということになりますね。
ブログ主は不意討ちに弱いので、まずは、役員任期の延長打診などを不意に打診されたとしても、動揺して不用意に受け入れないようにするところからだな。
それでもなお雲行きが怪しいようであれば、機を逃さず脱退を完遂する他ないですね。
町内会問題は一歩間違えると、FIRE後の大きな問題になりますから。
誰に顧みられることもなく、静かに平穏にひっそりと生きて逝きたいだけなんだけどなぁ。。。。(〃´o`)=3