FIREの家計詳細検討 翌年度編

ブログ主は主体性がなく面倒くさがりであるうえ、臭いものには蓋したいタチです。不都合な真実があれば、まずは目を逸らして対処します

FIRE後の支出、というものは、まさに、不都合な未来そのものですよね

であるので、本当は考えたくないのだが、そうも言ってられないわけです。

仕方がないので、年額でザックリと捉えるレベルまでは考えるけれども、個々の支出項目には落とし込んでませんでした

年額ザックリ管理でも、FIRE生活が安定して、定常運転になってからはオッケーだと思っています。月々赤字にならないように、慎ましく暮らすだけである

適当な概算でFIREに突入する予定だったんです

・・・だったんですが・・・・

概算では許されない

先日酔った勢いで、奥さんに「年末にワシの完全なるFIRE運営レビューをしてやっから、楽しみにまっとけいや!」 というような大見得を切ってしまったのですよ

これが会社だったら、同僚や上司等に大見得を切ったところで問題ないことである。やらなきゃいいだけですからね。大見得が達成できようができまいが、会社の業績にもワシの人生にも、大勢に影響のないことである

しかしながら、本件のFIRE運営レビューは、奥さんに対してレビューせねばならないのである。マジか・・・・・

ワシは大規模な棚氷崩落を前に、呆然と佇む皇帝ペンギンが如しである。坐して死を待つのみか? 否!

まずは退職翌年度の検討

ここからは純粋にテクニカルに、ケーススタディしましょうかね。

リタイアあるあるの項目だけれども、Web上に数多あるどの先達のケースも自分と全く同じはないのである。自分専用の精緻なる見積もり、計画、実行が求められるのだ。めんどくせーなー、、、

退職翌年度の大型支出

  • 住宅ローン
  • 国民年金
  • 健康保険
  • 住民税
  • 固定資産税

リタイア翌年度にガッツリ請求されるこれらは、費用を算出して、リタイア資産から除外し、現金で分けておくことに決めた

住宅ローン

ワシの住宅ローン金利は全期間固定1.1%である。固定にしちゃ、まぁまぁ低金利ですよね?働いてたら繰上げ返済はしないレベルだと思います

しかし、まだまだ残存期間の長いローン、今後20数年間なにが起きるかわからないです

全てのダウンサイドリスクが顕在化したときどうしましょうかね? というか、どうなりますかね?

最低限、雨風凌げて、水道が使えて、飯が炊けて、風呂に入れて、夜は奥さんと肩を寄せ合い眠り、借金取りが押し掛けて来ない、この程度は押さえたい。

つまり、無借金で寝床が確保されている、と言うのがボトムラインである。

この狂った資本主義ゲームでは、債権は生存権に勝ると考える輩さえ居る。そういう連中と関わらないためには、借金の断捨離これ最重要です。

退職金を運用しながら返済に充てれば、もしかしてプラスになるんじゃね? といった余計なことは考えず、全額返済することに決めたぞ

長くなったから続く