FIREの家計詳細検討 翌年度編 その2

前エントリからの続き。

来年度のRE(Retire Early)を目論むワシは、奥さんの心配を払拭するべく、レビューを敢行することにしたのだった

退職翌年度の支出の額は、全く可愛げがない

光熱費がどうとか、通信費がどうとかそんなことは二の次、三の次である。

大きな支出からせめていかんと、ということで、攻めやすいところから、お次は国民年金について見ていきましょうかね

国民年金保険料の額

ワシと奥さんと、2人で月額32,820円、年額393,840円支払う事になる

60歳まで払うと、5,119,920円の出費になる。無職の身にはエグい額じゃないですか。。。

いままで漠然と、リタイア後も年金支払いはするだろう、と考えていたが、どうやら最適解は別のところにあるんじゃないんですかと。

先ずは退職(失業)による国民年金特例免除

先々のことはともかく先ずは退職翌年度である。

ワシは「退職(失業)による国民年金特例免除 」を申請します

奥さんは前年度の所得がゼロ円なので、全額免除申請をします

これで、2人で月額32,820円の支払いを猶予してもらえますから、給与収入が激減、というか無くなってしまう激動の退職翌年度にあっては、大変助かりますね!

追納を活用しようかな?と思う

免除して頂いた分については、2年間は加算額なしに追納もできるということである。さらに、加算額が必要になるものの、10年間は追納が可能ということだ。

この追納については、「コスパ考えたら免除一択」みたいな考え方も有りますけど、制度自体の目的からは外れていると思いますが、10年間追納可能ってリタイア族にとってはメリットですよね。

老後のために現在を犠牲にしない、という価値観に立てば、逆説的ですけど将来設計はマージンを与えずミニマムに考えないと矛盾してしまうわけで

であるので、そのマージン量の判断にあたって、10年の猶予が与えられていると考えられると。

ま、マージンを検討すると言っても、ワシの場合、普通年金に加えて付加年金を満額支払ったところで、65歳支給では国民年金の壁211万円には到底ヒットしないので! 笑)

50代後半になったら、資産状況とか健康状態とか市況とか政策とかを見て、繰り下げ、繰り上げ、追納を組みあわせて、奥さんと合算で、死ぬまで生きてられる程度の年金を頂戴できるように、調整するっという事ですね

まあ、その時の自分が上手い事やってくれるでしょう‼︎くたばってなければ

年金免除のペナルティ

免除いただいた期間は、1/2の額を納めたという扱いにしていただけるので、それだけでも有り難いことであります。

がしかし当然ペナルティもあるわけで

調査した内容を忘れないようにメモしておきますよと。

  • 年金額が減る
  • idecoの拠出ができない

こんだけ?

年金額が減ることについては?

ワシと奥 さんと、ずっと全額免除で行った場合、65歳支給で合計月額198,000円程度となる。65歳まで延長加入すると、月額227,000円である。この差をどう考えますかね。月額20万頂ければ、なんとか、細々とやってけるのではなかろうか!?上記したように、10年後考えれば良いことである

idecoの拠出ができない

運用指図者、ってのになるしかないらしい。この運用指図者ってのがどこまで出来るものなのか調べきれてはいない。たぶん、拠出はできないが運用商品スイッチは出来る立場である、と想像しておく。

ちなみに確定拠出年金評価額は、現時点で450万程度である。ideco移管後は基本放置で、明確なリセッションがあれば、外国株系に全額スイッチする。運がよければ、60歳時点で奥さんと自分の人生最後の車(軽自動車)を手に入れる足しになったら良いなぁ。運が悪けりゃ車どころでは無く生活資金に消えゆくのみである。何れにせよ、idecoの節税効果は相場次第、であるのに対して、年金の免除は確実である

てなところで、運用指図者について理解してないのが難点だが今のところは、このデメリットは受け入れるとしよう