FIREの家計詳細検討 翌年度編 その3

40代も後半となると、正月だからといって特にめでたいことなど何もないが、三が日は実家訪問をしたり、奥さんの福袋ツアーに付き合ったりしてのんびりと過ごしました

今年は飛躍の年・・・だと?

ところで、ブログ主は数年来、年賀状の断捨離をしてます

その成果もあってか、今年の年賀状の枚数は、現役のサラリーマンでありながら若干8枚となっております笑

そんな中の一通に目がとまりました

曰く『今年はお互いに飛躍の年としましょう』

だそうです。

確かに、”違う意味で” ”違うところに” 飛躍する気は満々ですけど!! 

という事で、昨年度に執り行った家庭内FIREレビューのうち、退職翌年度の健康保険料(税)について調べたり感じたりしたことをぐだぐだと、備忘録として記載しておく

大出費その3:公的医療保険

任意継続被保険者制度を選択する

医者にかかれなかったり、手遅れになったり、不治の病にかかったり、体の自由が利かなくなったりしたら最終的には野垂れ死にでいいや、と思ってるのとか、幸いいまのところ生死にかかわるような慢性病は持ってないよとか、だから退職後1年かそこらだったら無保険でも凌げるんじゃね?という甘い考えが沸いてくるよね?

といった顧みるに値しない、ブログ主個人の状況や価値観や甘えた見通しは捨て置き、日本国では国民皆保険制度となっているために、必ず絶対に社会保険か国民健康保険に加入しなければならない

アメリカのFIRE検討では health care cost を見積もる必要があり $280,000 が必要などということになっているらしい。日本と状況が違いすぎていて一概には言えないが、健康保険についてだけは、日本のほうが格段に優れた制度だと言えますよね

ということで、我々国民に与えられた選択肢としては、支払額を計算して、退職前に現金を目に入らないところにどけておき、いざ支払いとなったときに故意に ”発見” することにして、キャッシュアウトのダメージを気持ち的に軽減する、といった対策(心構えというやつだ)を打つことしかできない

支払い額算出の前提条件として、退職後1年は社会保険に加入する働き方をするつもりはないので、ブログ主も奥さんも無職者となります

国民健康保険料は、前年の収入に応じて決定される。請求は世帯単位で、うちの場合はブログ主と奥さんの2人分が請求されることになる。その額、年間690,000円ほど也

一方で、任意継続すると、486,000円程度也ということだ( 健保のWebサイトによる )

結論としては、任意継続をする。費用は2年分+マージンを考慮して、100万円をリタイア資金の年間管理口座にどけておく

※リタイア資金の年間管理は、口座を2つ用意して、支出用と収入用(配当、利金を集める場所)を毎年切り替えて使う予定。この収入用口座に入れておくことで、リタイア突入時の資金に含めないことで支払い時の精神的ダメージ低減を図るのだ

任継は退職2年後の4月に脱退する

  • 1年目 2020年 年度中に退職:任意継続
  • 2年目 2021年 任意継続
  • 3年目 2022年 4月から国民健康保険

退職時期が4月以降になると、2020年度の給与所得がそこそこになってしまい2021年度の国民健康保険料が高額になる。脱退するタイミングは退職の2年あとの年の4月かな

なお任意継続制度からの意図的な脱退手続きというのは無いようなので、費用を払わないことによって資格喪失するということが行われているらしい

ゆくゆくは、国民健康保険税7割軽減を目指します

以上が、退職翌年度の作戦になります

その後は

基本的に無労働にしたいと思いますが、ブログ主の資産は LEAN FIRE 分しかありません

ちょっと贅沢すると、とりくずしや労働が必要になります

40~50代は、世界や日本をブラブラみて回りたいし、資金の減少ペースを遅らせたいし、リセッション発生時には配当が減るだろうしで、ある程度労働しても良いかな?と思っています

給与年収は980,000円以下に抑えて、7割軽減を得るか、もうちょっと稼いでも1,500,000円以下で5割軽減を目指したいと思います

7割軽減の月額2,289円で勘弁して頂くかわりに、慢性病の治療はしないし、不治の病にかかった場合には無治療の緩和ケアだけでこの世とオサラバする気概を持っています

低所得世帯に、俺はなる!!!