必ず訪れるリセッションを考慮してRE資産クラスを考える

RE(Retire Early)したあとすぐにリセッションが来たらどうしよう?って心配ですよね。

特に高配当株で支出を賄う形になっていると、配当が足りないどころか、取崩し資金の枯渇でFI退場も有り得るんじゃないですかね?油断なりませんな

今回はその辺を考察しておきますよと

その前に戯れ言

ブログ主の投資歴は20年程度です。投資スタイルはチキンで、リスクは極力とりません。資産形成はどちらかと言うと労働を積み上げてきただけ、という投資情弱な者です

従って、相場を語るような知識・知恵・知能・経験は持ち合わせていないのであるが、REしたらそうも言ってられないんですよね。リセッションは必ず絶対になんとしてもやってきますからね

これは冗談ですけど、はやいとこ経済危機発生しないかなー、なんて思ってしまいます。あした米国株40%下落して良いです、なんてね

そしたら、大不況からのリストラで、早期退職割増金をゲットした上に会社都合退職 というREの王道を歩めるではないですか

がしかし、現実にはいつ起きるかわからないリセッションとか経済危機とかを待っているうちに60歳になっちゃうかもしれませんよね?

60歳まで資産を積み上げて、老後資産が蓄えられて良かった良かった

これで老後は安泰だね‼︎

けど欲を言えば40代で引退したかったのう(´ω`)

てなことになったら、目も当てられん( ゚д゚)

今は時期が悪い、なんて言ってREを先送りにしてズルズルと労働を続ける言い訳にしそうなので、自戒の意味を込めて書いておきます

米国株式が正にいま大天井を付けているような気がする昨今ではありますが、そんなことは承知でREに踏み出してみようじゃないですかと

チキン中年よ、自由を手に入れろ!

と吠えたところで、俺のFIRE計画は行き当たりばったりなんだぜ? なんてことが奥さんにバレてしまっては計画実行はおぼつかない。

ここはひとつ、RE突入時の資産クラスやポートフォリオがどーなってるかを点検して、それっぽい理屈を後付けしておくとしよう

現状の資産クラス(ポートフォリオごった煮)

現時点での資産クラス(ポートフォリオ混在)して示しておく

債券と現金が大部分ということになっております。上で書いた通り保守的になっていることが(後付けで)確認取れましたよと

以下各クラスについて補足しておきます

2020年のRE時点で、米国債の利金では年間の支出に全く不足しているので、もうちょっと利回りの高い資産クラスが欲しくなる。だがしかし、10年以内に必ずリセッションが来ると信じて、リスク資産を盛らないことに決めた

すると支出を捻出するために資産取り崩しが必要になるが、単に現金を取り崩すのは気分が悪い。そこで、利率の高い米国債中期モノ(利回りはかなり低い)を買っている。利金は再投資せず使っていく。償還時に7割返ってくるので、イメージとしては3割取崩して利回り分だけ取り崩しが緩和される目論見だ

米国債は現状総資産の3割を占めている。本当は7割まで持って行きたかったのだが、今後追加するかどうかは市況と金利次第である(リセッションが起こらず、金利が3%超えてきたら長期のを買いに行きます)

また、以前さんざんdisったような気がするが、インフラファンド類をガシガシと購入している。気分で買っているので購入価くらいしか気にしてなかったが、改めて棚卸してみると、総資産の1割を占める程度までになっていることがわかった笑

こちらも利益は狙っておらず、リセッションが来たら米国株にスイッチする想定で、それまでは取り崩しっぽく分配金を安定して受け取りたい、ということですね

要は、RE時点ではリスクは取らず、気分よく資産を取り崩す為の仕掛けを整備する観点を重視します

万一15年くらい経ってもリセッションが来ない場合、FIT終了により価格は7割減、利回り不明ってな結末が想定されます(それでもベストシナリオですが笑)、その時点で既に60代に突入しているので、不幸にして価値ゼロになったとしても、それまで気分よく取り崩しができたのならブログ主の考えるFIRE運用は成功である、とやせ我慢の主張をしておきましょうかね

以上のように利金、分配金を確保しますが、これでは想定支出には足りないんですよね

そこの詰めの部分は行き当たりばったりになってまして、利金および分配金で、支出の60%を賄うとし、残りの40%は、節約+労働+現金取り崩しで対応する予定であります。この比率は労働収入が住民税非課税枠を超えない、という観点で決めました

潤択な資金があればこんなことで悩まず、米国債一択でいけるんですけどね。ま、何事も余裕がありすぎると途端につまらなくなりますからね。

このくらい資金不足な方が、スリルと楽しみがあるんじゃね? と捉えよう!