Retire Earlyを達成しました

2021年5月24日

マクさんです

早期リタイアを達成しました

生きているうちに会社を辞められたので、自己採点は100万点(100点満点)であります!

退職の心境

退職に際しては、思い出が脳裏をよぎり多少の郷愁を誘うかと思ったがまったくそんなことはなかった

20余年の会社員生活では、技術的・知的好奇心を満たせる様々な業務ができたし、同僚の99%は善良な人たちで対人ストレスも少なく、なによりFIを達成できたのは会社が安定して給料を恵んでくださったからに他ならない

その点においては、今日までの厚遇に謝意を示そう

だがしかし、会社の状況は厳しく、今は正に大転換点である

40、50代の者どもは、鞭打たれ、倒れたものは打ち捨てられる地獄絵図である

仕事はテキトーに、のんびり逃げ切るというキャリアパスはなくなってしまった

マドギワ桃源郷は失われてしまったのだ

マクさん は身の程をわきまえているので、斬られる前に自ら身を引くことにした

この選択を可能にした、10年くらい前の自分にも感謝したいと思う

よくぞ40代での無欲化、無能化を予測したと

よくぞ、セミリタイア(FIRE)を志向したと

特段の才能もなく努力もそこそこに、運だけで生きてきた、凡庸なる マクさん です

もしもFIREを志向していなければ、いつしか運も尽き果て、会社にしがみつく以外の選択肢を持たない老兵となっていたであろう

例えるなら、土佐藩における年老いた郷士のイメージである

パワハラ上士に、家族を人質に取られ足蹴にされても耐え抜かねばならない

そんな境遇から抜け出すことは許されない

つい150年前まで、脱藩は死に値する重罪だったんですよね

土人国家の労働原風景といえるかもしれん

それと比較して、現代はなんと幸福な時代であろうか

脱会社は自分の都合で決められるのである!

おれは龍馬さんに感謝しながら会社を後にした