時代に取り残されし者ども
マクさんです
例のワクチン2発目を撃たれてきたところですが、カーナビにつけてるUSBメモリが壊れました
楽ナビに繋げっぱなしのUSBメモリが壊れた
車のエンジン掛けたら、
「このUSBメモリは使えマセン」
的なメッセージが出た
そういやあったな。どっかにmp3 を入れたUSBメモリが。
グローブボックスをガサゴソと発掘しながら考えた
いつからか、車で音楽聞くのはスマホの bluetooth 接続になり。エンジン掛ければ勝手に再生が始まるし、なんならネット再生の垂れ流しである。USBメモリの存在を忘れるのも無理からぬことではあるな。
・・・
「あった」
ナビに繋いでたぶん5年以上。そこに在り続けた、健気なUSBメモリを発掘した
どーせmp3しか入ってないし、そのままゴミに出そうか
イヤイヤ、皆が SDGs を目指している中、そう易々とゴミに出すわけにはいかない
ご近所の目もある
「あの人、まだ使えるUSBメモリ、捨ててたわよ?」
などと噂されるのはゴメンだ
badblocksでダメセクタを調査
PCに刺すとフォーマットが必要だとか言われる
そんな上っ面だけフォーマットしたところで言うこと聞くようなタマじゃないでしょ・・・
5年もの間、炎天下の車内、厳冬の夜を耐え抜いてきた奴なのだ
そして困難を耐えたその先にあるのは勲章ではなく、傷跡だ
幾重にも折り重なったバッドセクタは、生き抜いた証としてそこにあるのだ
俺は奴に敬意を払い Virtual Box から、Ubuntu 20.04.1 を起動する
デバイス -> USB から、ぶっ刺したメモリを選択すると、仮想マシンに接続されて /dev/sdb が現れた
あとはひたすら ダメセクタを探すコマンドを実行する
$ sudo badblocks -w -s -o badsectors.log /dev/sdb
古傷に0x00とか0xffとかの塩を塗る時間が過ぎていく・・・
ダメセクタより後ろにパーテションを作ってFATでフォーマット
さて調査の結果
バッドセクタは 先頭~3525583 の範囲にあった
そして、MBRを置く先頭と、 3525583 より後ろには、なかった
これは・・・・・・
後ろの方は、まだ使えるじゃん?笑
$ sudo fdisk /dev/sdb
DOSパーテションテーブル作って、3525600 辺りから終わりまでパーテションを設定
$ sudo mkfs.fat /dev/sdb1
FATでフォーマット
・・・
デバイス -> USB からメモリを解放すると、windows が奴を発見する
「やあ、おかえり。どしたの?中身、空っぽだよ?」
復活の狼煙、時代にかき消される
容量は半減し2GBになってしまったものの、見事復活を遂げたUSBメモリ
実際2GBもあれば、結構な量のデータが入る
ちょっとしたデータの持ち運びには十分なはずだ
奴に新たな活躍の場が与えられる、かのように思われた。
だが、時代の流れは時に残酷である
「特に入れるデータがないじゃん」
おれは奴にmp3を数曲書き込むと、グローブボックスへ投げ入れた