FIの基本方針

2019年1月22日

経済的自立に関する、基礎的な方針を記しておく。

期待利回りは2.9%

ブログ主は投資の才能がないので、保守的に課税前利回り2.9%を目標とする。また、資産の全額はドルで持つことにする。想定為替レートは107円とする。

さて、以上の前提で試算すると、年間240万円の手取り収入を得るには、$1,074,229 必要になる。日本円では一億円以上になるが、残念ながらブログ主の資産見通しでは、定年まで働いても達成困難である。。。

足りない資産でやりくりする

金利や配当所得だけでは食っていけないので、不足分は資産の切り崩しと、支出の減額で対応していく。

若いうちに年間支出240万円ではあまり面白くないだろう、ということで、60歳までは年間340万円を支出し、以後は年間300万円に減額する。後述するが将来不安の解消にウエイトを置きすぎると死ぬときに後悔することになるので、若いうちに意識して多く支出するようにしたい。

不足分は資産を切り崩すので、着地点を定める必要がある。65歳時点で1500万円残れば、あとは、その頃の自分が何とかしてくれるだろう。

長生きリスクへの対応は年金

ブログ主の年金試算額は、65歳からの受給で月額14万円、そこから少し経つと奥さんの年金7万円とちょっとが入ってくる。合計で月額20万円を達成できるので、長生きしてしまった場合の収入リスクは年金でカバーする方針である。退職後も夫婦で31300円の国民年金を払い続ける予定で、免除申請はしない。

将来の為に今を犠牲にしない

老後に金がないと悲惨であると煽るのが昨今の風潮だけれども、数千万円残して死ぬのだったら、結果論ではあるが、その数千万は若いうちに使ったほうが良かったはずのものである。FIREの道を踏み出したら後は、将来に備えすぎるのはヤメて、体が動くうちに楽しむことである。今を楽しむように心がけたい。