ブログで使う一人称を決定したぞ
一人称、って難しいですよね。文章で使う場合には、特に。
当ブログは散発更新なので、1か月程度は更新間隔が開くことがあります。そのためか、書く毎に一人称がバラついている、ということが気になっていました。
別にバラついてもいいのでしょうが、エントリを書く毎に考えているのでは、一人称で悩んでいるあいだに執筆が面倒になることが無いとも限らない。
もうすぐ退職が実現するのを機に、ブログ村への参画や、その後の頻回更新をしようと意気込んでいるところなので、エントリ執筆を阻害する要因は取り除いておかねばならない・笑
ということで、今回のエントリでは、一人称について浅く考察し、本ブログで統一的につかう一人称を決めておこうと思います
普通の一人称を称する:違和感
口語で使うところでは、わたし、わたくし、ぼく、おれ、わし、・・・・等あり、普段は無意識に使ってますけど、改めて考えてみると、これらの使い分けは、どのようにされているのでしょうか?
これは個人の持つ印象ではありますが、たとえば
反社の首領みたいなのが「ぼくの女に手ぇ出すとは、いい度胸だな?」と言ってみたり
社長に向かって新人が「ワシの実家は六甲山の麓にありまして・・・」と言ってみたり
したら、違和感アリアリ、ですよね。・・・ ですよね?(※関東弁の場合)
つまり一人称を発するほうも、受け取るほうも、相互に互いの立ち位置を評価しながら運用する、それが一人称なんじゃないでしょうか。
なので、不特定多数の目に触れるようなメディアにおいて、中庸な一人称である「わたし」、ちょっとへりくだっている印象の「ぼく」が多用される理由は、書き手が読み手と対等か、あるいはちょっと遠慮した立ち位置にいますよと、暗黙に主張しているのだと思います。
まあ、読み手の反感を買わないための予防線、みたいなもんですよね。
当ブログはFIREブログということで、自由を尊びあらゆる制約からの解放を是であると主張することから、社会的・組織的序列が意識されてしまう一人称は使いたくないかな。
属性を称する:違和感
次に考えられるのは、属性で一人称を代替することです。
当ブログでも、「ブログ主」を使っているエントリがあります。あとは、「筆者」「著者」「主(あるじ・ぬし)」など、エントリを書いているひとですよと、文脈から訴えかけるやり方、です。
この手法のいいところは、例えば筆者ならエントリを書いているひとであり、それ以上でもそれ以下でもない、ということです
ただ・・・・一般化され過ぎて、書き手と読み手との間に、必要以上の距離感(お高く留まっている感?)が生じるような気がしますね
当ブログは筆者の備忘録なので、書き手と読み手の距離感など問題でないのだ!
・・・
といったことはなく、やはりまだ見ぬ読者に、広くご覧頂くことを目指しているわけです。一応。
結論:固有名詞を称することにした
以上みてきたように、「私」は嫌、「筆者」もだめ、となると、あとは名を名乗るしかありませんよと。
名を名乗るのは、子供っぽい印象を与えるとか、リアルで自分の名前を称する女子が居ればIRAっとすることもあったりしますが、その辺は実名っぽくない語感にすることで、ある程度回避できるかと。
あとは、適当にブレストの要領で抽出し、50~60歳になっても気兼ねなく違和感なく継続利用が可能な、気に入ったものをチョイスすることにします。
リタ男、ヤメサラ、自由人、みつお、ヤメタン、リス虎、カネ仙人、オサル、プラ吉、GEDATSU、ジョージ、マクさん・・・・これだな。
マクさん・・・
当ブログで使う一人称は、「マクさん」に決めたぞ!